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楽しい悪夢(夏希)
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―ちゅっ…ちゅっ……
どうも、こんにちは。
キスだけならいいと言ったら、体中にキスされだしました。
夏希です。
「はぁ………夏希」
「ふ…………んんっ」
―ちゅっ…ちゅ…
やばいぞ。変な気分になってきた。
目が覚めてから、今の今までいじってもないし
ましてや、そんな気分になることもなかったから
反応はバツグンだ。
あぁーーー、ここは病院なんだぞ?!
絶対にだめっ!
落ち着けー。落ち着けー。
―スルッ。
「ひゃあうっ!!!」
「あらららら、夏希くん。
今日あんよできるようになったけど、
こっちもたっちできてるね♡
えらい、えらい♪」
どこのエロおやじだよっっ!!!
「もっ…やだっっっ!」
湊の肩を押すつもりの手なのに
思いの外、力が入らない…
「なんでー?俺、キスしかしてないよ?」
「そーゆー問題じゃなっ……あっ」
―ちゅっ……ちゅ…
「やんんんんん……あぅぅぅ」
「しゃぶっていい?しゃぶるよ?」
「やだやだ、だめっ!」
首を振って、湊の肩を押すけど全く効かない。
そんな、オレの顎を持って優しく微笑むんだ。
……この、エロ王子は。
「ねぇ、夏希。知ってる?」
ふわふわする目で湊を見つめる。
『こういう時のだめって、自分に言い聞かせてるんだよ?』
そう囁かれて、オレは自分の顔が熱くなるのがわかった。
………図星だ。
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