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ただ、愛されたかった。
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オレは、田中裕翔。
男だけど、恋愛対象が男で、
昔から隠すのに必死だった。
このことを唯一知っているのは
田中凪斗。
いとこで、オレの親友。
オレは、学校の部活動が同じだった
佐藤遥希センパイに恋をした。
遥希センパイは、優しくって
笑うと幼くなるのに、見た目はヤンチャで
ピアスが両耳あわせて3つも開いてる。
眉毛の所にも2つ開いてるし、
笑わなかったらただの不良にしかみえない。
オレの学校は校則が皆無に近くて、
おそらく、あるのは制服を着用すること。
ぐらいだと思う。
だから、センパイは不良でも何でもない。
ある日、凪斗にセンパイを好きなことを話すと
告白したらと提案されて
何も言わなきゃ始まらないと思ったオレは、
センパイに告白をすることにした。
センパイは、オレの告白を快諾してくれて、
付き合うことになった。
でも、幸せになるはずだったオレは
なぜか、
不幸のどん底に落とされることとなった。
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