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正夢...2
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―バシャっ
「…さ、む。」
―ぐぷんっずずずっずぷん
「ひ、ぁ…や、、、ぁ」
「あぁ、やっと起きたの!
バケツ3杯かけたよー」
それで、こんなに…寒いんだ。
「ひっ…ぁぁ、ん。」
「おいおい、またトぶんじゃねーぞ?」
「く。。。。ぁ」
「水かけろ。」
―バシャンっ
…息出来ない
「ゲホッゴホッ…うぉええ」
「あー、そうだった!!」
―ずりゅん
「ひぁっ」
やっと抜いてもらえた…
「ほら、ケータイ。
家に友達ん家に泊まるとか
適当なこと言え」
絶対に嫌だ。
…これはチャンスかもしれない。
「あ、の…」
「あ゛?」
「オレの家、固定な、くて…
母さん、ケータイ水没させたから
連絡取れ、ない です。。。」
「チっ」
上手く行ったか???
「じゃあ、渚にでも電話しろ。」
「わ、かった。」
―プルルルルル…
『もしもーし!!夏希ーーっ』
オレには勝算がある。
こいつ…壮介は
オレと湊が別れたことを知らない。
それを使うんだ。
「あ、のさ。今日、湊に泊めてもらうからって
母さんに伝えといて?」
『いいけど…仲直りか??』
「ううん。違う。」
『…わかった。待ってろ。』
「うん、ありがとう。」
―ツーッツーッ
「なんだって?」
「テンション低いけど喧嘩でもしたのか?
って。否定したけど。」
「そうか、じゃあ
一晩みっちり楽しませてやるよ」
ああ、気持ち悪い。
でもきっと 渚が助けに来てくれる。
『待ってろ。』って
そう、言ってくれたから。
信じて待つよ。
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