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異変(渚side)
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―ツーッツーッ…
夏希と湊は昨日、あんなに頑なになって
よりを戻そうとしなかったんだ。
今日、戻るわけがない。
とりあえず、夏希の母さんに連絡だ。
―プルルル。。。
『はい、もしもしー』
「あ、こんばんわー。渚でーす。」
『あぁ!!渚くん!夏希知らない??』
「さっき、湊から連絡があって、
あいつ今日学校でケータイ水没させちゃって
お母さんの番号覚えてないらしくて
困って、俺に電話くれたんですけど
今日、夏希を泊めるそうです。
また、離れないらしくて。」
『あぁ、そう。ありがとう。』
「連絡遅くなりすみません。
おやすみなさい。」
―ツーッツーッ
さて、湊だ。
バスで20分。余裕じゃないが、走れなくもない
早く、夏希を助けてやらねば。
おおよそ、壮介あたりに
監禁でもされてるんだろう。
あいつの突っかかり方は
半端じゃなかったしな。
無事でいろよ。夏希。
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