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賭け事...3(湊side)
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―プルルルルル
『はい、もしもし。
夏希くんは見つかりましたか?!!』
「はい…
でも、俺たちじゃ助けられないし
来て頂いてもいいですか??」
『わかりました。今どんな状況ですか?』
状況を落ち着いて説明すると、
すぐそばにいるから
すぐに向かってくれるらしくて…安心した。
俺が去り際にあれだけ言ったら、
壮介も変な風に思わないだろうし…
でも言い過ぎたかも。ちょっと後悔
夏希、勘違いしないでね??
あぁでもしないと、
出してくれそうになかったから。
お願い。
できるだけ、無傷で帰ってきて…
俺が、癒やしてあげられるくらいの
心の傷で帰ってきて…
警察が着くまで約2分かかった。
それは、とても早いはず。
でも俺にとっては無限に思えるほど長かった。
全員逮捕できるようにと、
深夜なので迷惑にならないように
住宅街に入ったらサイレンを鳴らさない
と、聞いていただけあって
静かに到着した俺達の最強の味方。
できれば、お世話になりたくなかったけど
「お世話になります。」
それから、数分後に救急車が到着した。
その頃には、もう
壮介の家の周りは警察だらけだったのは
言うまでもない。
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