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学校(夏希)
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「ねぇー、夏希ー?ここ座らない?」
と、自分の太ももをペチペチ叩く湊。
さっき、カーテンを閉めたときに立ち上がったから
湊の上に座っていたオレは、ベットに座る権利を手に入れた。
ベットといっても、湊の隣にピッタリと座って
肩を借りて持たれているし、手も恋人繋ぎだ。
この究極の甘えっぷりなのにも関わらず!!!
その上、上に座れというのだ。
「湊…わがまま。」
「夏希、かわいい♡」
「何回言うの、それ。」
はぁ、ダメだ。会話が成り立たない。
「夏希、夏希」
「なに?んぅ………」
―ちゅっ
「はぁ……夏希、好き。」
―トサッ
や、待って。
なんで押し倒されてんの?!
ここ、病院!!!
―スルッ
オレの服の裾から手を入れて、横腹をなでている
湊の手をがっちり掴む。
「だめっ!」
「なんで?このためにカーテン閉めたんでしょ?」
いや、違うから!!!!
「キ、キスだけ!!!」
「へぇー、キスならいいんだあー?」
黒い笑顔を見せる湊。
これが悪夢(?)の始まりだった。
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