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言葉
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朝、いつものように学校に行って
教室のドアを開けると
周りが軽蔑するような、嘲笑うような
そんな目で見てきた。
すると、クラス1のお調子者で
トラブルメーカーの男が
「みんな、淫乱が来たぞ!!!!
男だったら誰でもいい、尻軽男がよぉ
日和くん、今日ヒマー??
俺の相手もしてよー。」
と、叫ぶのだ。
なんのことか分からず、
黒板を見ると
『日和夏希は、男好きだ。』
と書かれ
オレの写真からフキダシで
『誰か抱いてください♡』
と、添えられていた。
めまいがして、
そして辺りが一瞬真っ暗になった。
立ち尽くしていると、後ろから来た渚が
「なんだよこれ…
夏希がそんなことするわけねぇだろ!
第一、こんなの時代遅れだ!!
恋する性別がなんであれ、
その人を見る時代じゃねーのかよっっ」
渚の言葉で少し元気になった瞬間、
まるでフラッシュバックするかのように
夢の中の光景が脳裏に浮かんだ。
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