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歳月~R18腐二次創作弱虫ペダル銅泉
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ファビアンから目線下げていくと、しっかり張った臀部。
無駄のない筋肉。
美しすぎる。
押し当てる。
花開く。
俺の無骨なケツとは比べものにならない、繊細なそこへ、俺の子種が播かれる。
ほんとはガラス球でなく、この腹を孕ませたかった。
あんたの粘液やら何やらにまみれた赤ん坊を腕に抱きたかった。
けどま、親になっただけでも奇跡だ。
それにこの美しい8パックをブヨらせる気にはならねえ…
とかれの腹を撫でてうちに、俺はまた、むくむくと欲望に満ちてくる。
昂まりが背中に当たったらしい。
塔一郎がくすりと笑った。
正塔(まさと)は永遠にキャンプに行ってくれてるわけじゃあないんだよ?
言いながら、体を返して胸合わせになる。
ファビアンとフランクに、挟んであげようか。
囁かれただけでニ発目放ってしまった。
塔一郎はくすくす笑う。
変わらないね正清は。
しょうがないでしょう俺は。
アンタニゾッコンナンダカラ。
今も昔も。
長い睫毛も鋭い眼差しも、濡れた唇も。
いつも美しいひとで。
走りも尖ってて。
新開さんを一途に慕ってたあんたから、どうやってもあいつを消せなくて、俺、新開さんをすげー憎んでた。
だからこそ、死なれたときは自分責めた。
自分が憎んだから死んだんじゃないかって。
関係ねえよ。
実際は。
でも俺、横恋慕だったしさ。
なんか罪の意識にとらわれたんだ。
それ拭うのに何年もかかった。
何のことはねえ。
俺にも11年必要だったんだよ。
今、俺には正塔がいる。
仕事の成果もかれもいる。
フランスくんだりまできてよかった。
努力、してよかった。
新しい年がくる。
また一年俺が得る。
新開さん。
すまねえ俺だけ幸せで。
すまねえ。
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