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《2人の脱出作戦》25
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「コーヒー置いてるから飲めよ」
「ありがとう」
ソファに向かい歩くと、待っていたかのように二匹の犬たちが寄ってくる。
「そいつら名前なんだっけ?」
「大きい方がリッツで、あとメアリーだ」
頭を撫でながら名前を教えるみずき。
「へぇ、賢い犬だよな」
ヨシも近づいて撫でてやる。
「そうだな。少しアキラの様子を見てくる」
眠り続けるアキラの様子が気になりヨシに断って寝室へ行くみずき。
犬たちもついて行く…
まだすやすや眠っているアキラ…
変わりはないようだ、しばらくして戻るみずき。
犬たちはアキラのそばから離れずベッドの横におとなしく座っている。
「んで、なんでまたアキラが一緒にいるんだ?よりを戻したとか?」
ソファに座るみずきに早速話を聞くヨシ。
「いや…」
「?、また付き合ってんじゃねーの?」
「付き合ってはいない、俺にはアキラと付き合う資格がないから」
「え?どーいうことだよ」
「何から話せばいいか…、俺がアキラと別れたのは俺の意志ではなくて…ことの発端は、アキラがBOUSを辞める時に、フミヒコと言う奴がアキラを欲しいと言ってきたのが始まりで…」
「…欲しいって」
「アキラを身近に置いて、好きなときにsexの相手をさせる…そういうものらしい、そいつはアキラの他にも数人そういう契約しているそうだ」
「…ふーん、奇特な奴がいるんだな…」
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