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《運命のいたずら》2
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『もちろんいるよ、あぁ丁度これからサクヤと会うからそのまま聞いていると良い』
「なっ…」
フミヒコは携帯電話をスピーカーモードにし、ポケットにそのまま入れておく…
聞こえてくるのはエレベーターに乗る音…
階数…
そして歩行感覚。
行ったことがあるからこそ判る。
間違いない…
フミヒコのマンションだ。
インターフォンを押す音。
そして…
ドアが開き。
『はい…フミヒコさん』
『やぁ、会いたかったよサクヤ』
聞こえた声は…
間違いなくアキラ!
「ア…」
みずきはアキラを呼ぼうとするが…
フミヒコはサクヤに口付けしながら素早くケータイのスピーカーモードをオフにする。
そしてアキラを抱き寄せながらみずきに伝える。
『分かったかい?サクヤはここだ。ではこれから私とサクヤの時間だからね失礼するよ』
「待っ…」
有無を言わせず通話は途切れた。
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