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《逃れられぬ罠》8
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そっと後ろを犯していた指を抜き、みずきの腰を引いて…
コンドームをつけたフミヒコのモノをあてがえる。
「ユウ」
もう逃れられないのは分かり切っているので覚悟を決めるみずき。
「…ッ!ァ、っ」
ググッと奥へ押し入ってくる塊に耐えるしかない…
同時にアキラの事が頭をよぎる…
どんなカタチであれ、アキラ以外とはセックスしたくなかった…
けれど、身体が…動かない、自分の意志でどうにもならない悔しさ…
アキラはいつも…
逃げたくても逃げれなかったんだ。
病のせいで…
こんな屈辱に耐えていたのか…
「君と繋がることが出来て光栄だよ」
みずきの奥まで入れ込んで…
「どうだい?久しぶりに他人を受け入れた感想は…」
首筋にキスを落とし囁くフミヒコ。
その秘部に摩擦を加える為…ゆっくり腰を揺らしていく…
「…ハァ、っ」
「快感に反抗することはない…君もこの一時を楽しみなさい」
そう言葉を囁いて…
快感を得るため激しく奥へ貫きはじめるフミヒコ。
「っ、ぅ…ハッ、ッ」
その仕打ちも耐えるしかないみずき。
終わればアキラに会える。
それだけを想って…
その耐え難い行為も、時間が過ぎるのをただ待つみずきだった…。
《逃れられぬ罠》終。
《再会》へ続く。
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