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君から離れたい【ヴィクトル・ニキフォロフ】
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正直、自分自身誰かに何かを教えるなんて思ってもみなかった。
しかしあの時、煮詰まりもがく俺に君という光が差し込んだ。
君は俺を神様みたいなものと言ってたよね。
それなら君は俺にとっての女神さ。
最初は弱々しいような自分の美しさに自信を持てなかった君。
そんな君は俺の手をかりなくてもいいくらいに強くなった。
俺はね勇利。
去るもの追わずがモットーなんだ。
めんどくさい人間はスルーするか切り捨ててきたんだ。
人付き合いだって誰かを自分の心の奥までいれることはしなかった。いつも壁一枚隔てていたんだよ。だからね、誰かに捨てられることはなかったんだよ。
そんな俺なのに君という大事なものができてしまった。捨てられたくないっておもってしまった。二人三脚でスケートをしていくのが心のそこから楽しいとおもった。君の笑顔を涙を演技をそばで見ることが嬉しいと自分のいきる意味だと感じてしまった。
それなのに…君に『もし』すてられたらとかんがえたら怖くてだから俺は何時ものように君をすててしまったんだ。
なんて身勝手なんだろうか俺は。
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