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恋敵【ユーリ・プリセツキー】
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こうして、奇妙なメンバーでの1週間合宿がはじまった。
飯は美味いし、風呂も相変わらず気持ちいいけど面子が気に入らねぇんだよ。
やたらと勇利に接触するクリス。一々絡んでくるJJ。
イライラしてくんだよ。マジで。
「おい豚!もっと勢いよく伸びるように跳べ!跳べない豚はただの豚だぞ!」
「ちょっとまって。ひどくない?」
半分涙目な勇利にすこしいいすぎたかなと思ったのだが、まぁだいじょうぶだろと思ってしまう。
教えてくれってきたのはあいつだしな。
勇利はどうやら四回転ルッツと表現の悲哀のなかに見える色気、そしていまより高くきれいにとぶことを磨きたかったらしい。
たしかにそう考えると納得の面子だったわけだ。
ジャンプの練習をおえて一休みつく勇利は何本跳んだか分からないというのに思ったより息が荒くなかった。
こいつ体力だけはあるからな。
なまじある意味化け物だ。スタミナだけは俺もほしいくらいだ。
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