アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
おもい【勝生勇利】
-
ドアを開けるとヴィクトルの空間が広がっていた。
凄く胸が痛い。憧れの…今やこい…鯉だよっ……なんちゃって。まだ、恋人かはわからないけどまぁ好意を持ってる人の自宅マンションに来てるわけでドキドキしない方がおかしいというか。
なんなの僕。これじゃまるで恋する乙女みたいじゃないか!
恥ずかしすぎるでしょ…。
静まれ僕のなにか。
「お邪魔します…結構広いね……」
「シンコンサンイラッシャイっ!」
「ヴィクトル…ちょっと違うかな………」
「シンコン!」
「新しい夫婦二人で新婚だから。ヴィクトルがいらっしゃいしたら僕のpartnerはどうなるのさ」
「確かに…」
ってヴィクトルさんや…なんであっさり僕のパートナーイコール自分とか認めちゃってんのねぇ。
これはあれかな…自惚れていいの?
嗚呼、ヴィクトルさんや。
僕の頭が死にそうだよ。
とりあえずヴィクトルのつむじ触っておこうかな。
「…勇利」
「ふぇっ!?」
「やっぱり俺はそんなに禿げそうなのか?」
「NONONONO!…いやおちつくなぁって。それにもし禿げるとしてもヴィクトルの場合はおでこからだとおも……あっ。」
「もう俺は立ち直れない」
床に崩れ顔をあげようとしないヴィクトルに多大なる罪悪感を抱いてしまったというか…たまにうっかり考えてることそのままいってしまうことあるから僕。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
39 / 60