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俺の好きな人3 祐希side
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「震えとまったみたいだね。じゃあ、僕行くね?今から試験だし」
祐希「…………男なの…?」
やっと出た声は聞こえるか聞こえないかぐらいの本当に小さな音だった
「うん。女の子によく間違えられるから、勘違いしたよね?僕もここ受けるの。河野夏樹っていうんだ。この高校受かるからよろしくね?」
すごい自信…
祐希「………どうして…言い切れる…の…?」
夏樹「ここは僕にとって、ただの通過点にすぎないからね。合格できないようじゃ話にならないよ」
俺には到底理解できなかったが、1つわかったのは
この人の目が恐ろしく冷めていて、何もうつしていないことだけだった
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