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『ハルカ・・・もうジンの事は忘れろ。俺が忘れさせてやる。』
そう言うと優しく口付けられる。
気持ちは痛いくらいにわかるけど他の誰かじゃダメなんだ。
『ごめん・・・クリス。』
唇を離してクリスを見つめる。
そしてゆっくり体を離した。
『1人にしてくれる?』
俯いて呟くとクリスは何も言わずに部屋を出ていった。
その背中を見送ってからバルコニーに出る。
昼間は暑いけど今は心地いい風が気持ちいい。
眼下に広がる夜景を眺めてため息をつく。
この綺麗な夜景も大切な人がいないと色褪せてしまう。
こんなにも世界が違うんだ。
1人で見るにはあまりにも寂しすぎるね。
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