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嫌がる悠を抱き上げて夜景の綺麗なバスタブに二人で浸かる。
「綺麗だね?」
「悠の方が綺麗だよ。」
後ろから抱き締めて首元に顔を埋める。
さっき洗った髪から甘いシャンプーの匂いが微かにした。
「相変わらずだね・・・仁さんは。」
「悠に甘いのは前から知ってるだろ?」
ハニカミながら微笑むのが後ろからでも分かる。
「ねぇ、仁さん。今日は何時まで居れるの?」
「明日休みだからずっと大丈夫だけど・・・どうかしたのか?」
少し考えてから悠が口を開いた。
「仁さんが誰かの元に帰るって考えたら・・・悲しくて。もっと一緒に居たいから・・・」
「悠・・・」
切なげに呟く悠が愛しくて思わず力一杯抱き締めた。
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