アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
不思議そうな悠を横目にドアを開ける。
「入って。」
促すと靴を脱いで上がる。
手を繋いだままでリビングに連れて行く。
がらんとしたリビングには黒い革張りのソファーとガラスのテーブルにサイドボードくらいしか置かれてない。
悠をソファーに座らせて隣に腰を下ろす。
「仁さん・・・ここは?」
辺りを見渡しながら聞いてくる。
「俺と悠の愛の巣?」
「愛の巣!?」
俺の言葉に相当驚いてる。
そりゃあそうだろうな。
「今住んでるマンションには・・・その・・・馨が居るから・・・さ?」
苦笑いしながら言って悠を抱き締める。
「ホテルで会うのも・・・落ち着かないから。」
思わず本音が出た。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
111 / 179