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「ん~っ!」
車イスの上で大きく背伸びをする。
体いっぱいに新鮮な空気を吸い込んだ。
「神山・・・?」
いきなり後ろから呼ばれて振り返るとそこには見馴れた顔があった。
「あれ?本条くん?」
そこには大学の同級生の本条くんが居た。
「お前・・・足どうしたんだ?」
近寄ってきて俺の横に立つとまじまじと足を見る。
「ちょっと事故っちゃって・・・本条くんは?何してるの?」
「ここ、俺の親父が経営してる病院なんだ。知り合いの医者が働いててちょっと用事があったから・・・それより大丈夫なのか?」
近くにあったベンチに座る。
「大丈夫だよ。」
笑顔で答えると少し安心した顔をした。
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