アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
馨を拾ってから半年。
俺らは一緒に住んでいた。
大学生の馨は暇らしく家事全般をしてくれて俺はかなり助かってる。
「仁、起きて~。」
遅刻魔の俺を毎朝起こしてくれる。
「あと5分…」
「だ~め~!遅刻するよ!?」
布団をおもいっきり剥ぎ取られる。
「仁!?」
まだ起きてない頭で馨の腕を掴んで抱き寄せる。
「捕まえた。」
そう言うと馨にキスをした。
「ごちそうさま♪」
唇を離してのそのそとベッドから這い出る。
「朝っぱらから…」
ぼやく馨を置いてリビングに行くと当たり前のように用意してある朝食。
こんな些細な事が嬉しいと思える自分が嫌いじゃない。
「いただきま~す。」
美味しそうな馨手作りの朝食を頬張った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 179