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メモを取り見るとホテルの名前と部屋の番号が書いてあった。
「これは?」
「悠くんの滞在してるホテルだよ。」
こいつ…いつの間に?
「どうやって調べたんだ?」
「内緒。細かい事は気にしない。それより早く行ったら?」
楽しそうに微笑んで紅茶をおかわりしてる。
持つべきモノは得体の知れない上野だな。
「サンキュ。」
コーヒーを飲み干すと立ち上がって家を出る。
「仁!」
玄関で靴を履く俺を上野が呼び止める。
振り返ると。
「ちゃんと決着、着けて来いよ。」
優しい微笑みが俺の背中を押す。
「行って来る。」
それだけ言って俺はドアを閉めた。
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