アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
微妙な空気のまま店に入って4人でテーブルに着く。
「じゃあ偶然の出会いに乾杯!」
ご機嫌な馨の声で飲みがスタートした。
最初は他愛も話をしてたんだけど、いい感じに酔っぱらいだした馨が悠に絡む。
「本条くんと悠くんは、どんな関係なんですか!?」
「馨、飲み過ぎだぞ。」
制止する俺を無視してなおも食い付く。
「もしかして・・・恋人とか?」
「友達だよ。世界で一番大切な。」
グラスを揺らしながら誠が微笑む。
“世界で一番”か・・・
俺にとっても世界で一番だったよ。
悠を見ると照れて俯いてる。
頬が少し赤い。
その仕草でさえ今でも愛しいと思ってしまう程に。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
48 / 179