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目が覚めて…
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雪「 ふぁぁ…、よく寝た…」
大きなあくびをしながら、大きな木の下で、お昼寝をして居た、雪が目を覚ました。
雪「ん〜? 何か騒がしい?」
眉間にシワを寄せながら、不機嫌そうに起き上がる雪。
目を擦りながら、キョロキョロと辺りを見回すと、向こうの草むらから誰かの話し声が、微かに聞こえた。
雪「ちょっと行ってみようか」
「どっこら、しょ!」と重たい腰を上げ、ゆっくりと、
立ち上がる雪。
トコトコと、声の方に進むとやっぱり人が居た。
しかも2人も───⁉︎
声を掛けようとズンズンと、近づいて気づく。
この2人、何故か凄くボロボロ何だった。
どうしたんだろう?
不思議に思い、2人に声を掛ける。
雪「チミ達、その傷どうしたー? www」
笑い声と共に、突然背後から話しかけて来た雪に、身震いしながら、慌てて此方を振り向く2人組。
すると何故か、2人とも固まって、返事が返ってこない、 もう一度───…
雪「チミ チミ!傷、どうした〜?
えらい、ボロボロじゃん ww
何々、もしかして最近のファションとか?
え〜、無いわ~ wwwwww」
心配してるのか、馬鹿にしてるのかどっちかにしろよ!
と言う態度で、言うと、ようやく二人の内一人が喋った。
ボブK「返り討ちに、遭った……」
警戒しながら恐る恐る、返事を返す相手に雪は。
雪「警戒しすぎ~ wwwwww」
wwと笑う雪を見て、こいつは、敵じゃ無い お思ったのだろう。
先ほどより、警戒心は薄くなった? と、思う。
ボブK「お前は、馬鹿か⁉︎
すっ、するに決まってるだろ!
俺達、さっきまで戦って返り討ちにあってたんだからな!
また、いつ敵が来るか分かんねぇだろ?」
「一様な 一様」と言ってこちらの様子を伺うボブ達。
雪「なら~、戦わなきゃ良いじゃん、的な?
だって傷も酷いし、それ痛いしょ?」
一様心配の言葉も掛けると、きょとん? と、
2人とも首を傾げた。
へ? 自分、変な事いった?
ボブK「するに決まってるだろう、ここの学校自体、
そう言う教育が有るんだから」
ハッキリと尚且つ、堂々と発言すると、こっちを見て、
お前、馬鹿なの? って言う顔をされた~ www
やだ、この子~ 正直すぎ~ wwwwww
あはは……でも───…
雪「それって、怪我をしてまで学びたい?」
静かな林の中、凛とした雪の声が良く通った。
戦い方なんて論にでき無いし、喧嘩だってできたもんじゃ無い、自分を守る事すら精一杯。
それでも尚、こんなに怪我をしてまで学びたいって……
雪「変な奴」
ボブK「あぁ そうかもな
でも、俺は強くなりたい、だから戦う!
ただそれだけだ」
ボブD「……おにぃちゃん…」
ふ~ん、そうなんだ ・・・
え、おにぃちゃん───⁉︎
は? 嘘‼︎⁉︎、この二人兄弟⁉︎
嘘~! 全然似てないんですけど~⁉︎ wwww
ヤバイ、マジでヤバイ~ wwww
似てなすぎて、逆に笑える~ www
1人、一生懸命笑と戦っていると、突然ボブ達が、
シリアスモードに突入し出す。
ボブK「俺は、強くなって母さんの病気を治してあげたいだからこそ俺は戦って、強くなりたいんだ!」
マジか───⁉︎
おいつらにも、悲しい過去が有ったんだね…
雪「君達凄いね、お母さんの為に」
胸を締め付けられる想いに浸る雪。
なんて良い子達なんだ!
ちょっと涙が出てきそうだよ、ちょっとだけ…
悲しみに佇んでいると、ふと疑問に思った。
"何で強くなったら、お母さんを助けられるの?"
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