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これは、気持ちいい。
この人は上客の上に、セックスが上手いから好きだ。
身体を撫でられ、嬲られ、荒いキスをする。
ほのかなミントの香りがした。
先ほど歯でも磨いたのだろうか。
無理やりを装って、優しく控えめに下着へと手を伸ばす。
「してくれるの?」
返事はしないで、ヤマグチさんのモノを弄ぶ。
ゆっくりと押し倒す形へと持って行き、体勢を整えたところで指を添えるだけにして、優しく舌を這わせる。
っ…と息を飲む雰囲気を感じながら、ゆるくゆるく、じっくりと責めていく。
すると、いきなり頭を掴まれた。
「んっ!」
そのまま固定され、喉の奥まで突かれる。
いきなりだった為になにもできず、
無防備なままに犯される。
「おえ、ゲホッおぇっ…んんんんんッ」
情けない声が響く。
苦しい。苦しい。苦しい。
唾液が顔を濡らし、シーツを汚す。
鼻水も構ってられない程に苦しい。
生理的な涙が止まらない。
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