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18歳以上ですか?
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41、
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やっと終わった。
今日は嬉しいことに生徒会は休みだったので、今は家で風呂掃除をしている。
いや、流石にご飯作ってもらってるからこれ位は俺がやらないと。
疲れたな…少し寝るか。
——ん…なんかいい匂いする…
「あ、真尋兄さん。起きたんですか?今丁度ご飯出来たんですけど、食べます?」
『ん…食べる』
『「…。」』
静かだ。
凄く気まずい。
何か話題…あ。
『和馬さ、今日告られてたな。』
「え!?見てたんっすか?うわ~恥ずかしっ」
『で?おっけーしたの?』
「何ですか~、嫉妬ですか~?」
『は?そんな訳ないだろ』
「ふーん。俺は、嫉妬して欲しいですけどね。
っというか俺、好きな人いるんで告られてもOKなんてしませんよ」
『へー、で?誰?』
ガクッ
そういう音がぴったり当てはまるくらいに和馬はコケかけた。
「真尋兄さん…あなたはどれだけ鈍感なんですか。俺、告白しましたよ。あなたに。もう一回言いましょうか?」
そう言って、1つコホンッと咳払いをして言った。
「真尋兄さん、好きです。付き合ってください」
『こ、このばか///』
自分から話題をふって、墓穴を掘ってしまった…。
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