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「で?真尋兄さん、返事は?」
『…むり』
「がーん…やっぱり無理なんですね。予想はしてましたが」
予想してたのなら聞くなよな。
正直、言われ慣れてないから照れるんだよ。
「好きですよ。真尋兄さん」
『しつこい///』
その後もずっと和馬は、俺に好き好きと言い続けた。
恥ずかしさに耐えられず、俺は自室に行き、明日の予習をしようと机に向かう。
けれど、集中出来るわけもなく…
俺は、今日のことは全て忘れますようにと願いながら寝た。
もちろん、忘れることは出来なかったけどね。
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