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ー「実は、真尋兄さんの誕生日プレゼント買うためにバイトしてたんです」
そう言い和馬はカバンへ手をのばし、何かを探し出す。
「これ、真尋兄さんの誕生日には少し早いですが…。真尋兄さん、誕生日おめでとうございます」
そして、和馬がプレゼントとしてくれたのは、エメラルド色のストーンが入ったネックレスだった。
はじめて知った、和馬の帰りが遅い理由。
俺のために、部活が終わって疲れているだろうに、遅くまでバイトしてプレゼントを買ってくれた。
あぁ、こいつのこういうカッコイイところ、
すげー好きだな。
和馬のプレゼントは俺が泣くには充分すぎるもので。
俺はさっき泣いたのに、また和馬の胸で泣いてしまった。
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