アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
いい兄さんの日⑵
-
和馬side
看病と言ったらアレだろと下へ降りていった真尋兄さん。
さっきは入って来るななんて言ったけど、こうやって独りでいると寂しく感じる。
あぁ、本当なら今頃真尋兄さんとイチャイチャラブデートが出来てたのに…。
っていうか真尋兄さん遅いな…。
ーバラバラッ、ガッシャーン
「うわぁっ!」
『真尋兄さん!?大丈夫ですか?何が…ゴホッ…何があったんですか!?』
「大丈夫だから、大人しく寝とけ!」
…凄く心配だ。
今すぐにでも駆けつけて真尋兄さんの安否を確かめたい…けど、
体が重くて動かない…。
なんとか立ち上がろうとするも、スグに力尽きて元の位置に戻ってしまう。
あぁ、これ程までに自分を恨めしいと思ったのは初めてだ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
69 / 77