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「ちょっとまち!その話続きがあるん?」
「あなたがあの日俺を襲って最後までしたせいで俺は妊娠したんですよ...」
男は驚いた顔をしていた
そんなの当たり前だ
「あんたがあんな事ンしなければ!あんたが...!?」
「悪い事をしたなぁ...ごめんなぁ...」
泣き出した葉月に男は
抱きしめて頭を撫でてきた
「ちょっと!!」
「全部俺のせいやんなぁ…」
撫でられていると葉月は
不思議と落ち着いていられた
しばらく見知らぬ男に抱きしめられていた
そのうち涙もひっこんだ
「落ち着いた?」
「あ、はい...」
「俺の自己紹介忘れとったな。俺は瀬谷司よろしくな」
男の名前は瀬谷司というらしい
どこかで聞いたことがある名前だと
葉月は思っていた
「で、あんたの名前なんなん?」
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