アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4
-
お前は誰よりも魅力的で、
こんな俺の告白を受け入れてくれたときには天にも昇る気持ちで。
お前が初めて俺に想いを告げたとき、
不覚にも俺は、涙を流した。
「俺も、」
嗚咽をこらえてやっと、
「愛してる」、
そう言ったよな。
お前が覚えてくれているか、わからないけど。
=
「もうしない」。
お前が俺を責めるたび、俺は毎回そう言ったし、その時はそう思っていた。
「信じる」、
その言葉がうれしくて、いつの間にか麻薬のように俺を蝕んで。
なあ、好きだったんだ、
誰よりも、愛してたんだよ。
もうあんな恋は出来ないだろう、
もうあんな愛は感じないだろう、
そう言い切れるよ、お前は俺の、唯一の存在だったから。
弱い俺でごめん、
弱いお前を傷付けてごめん、
愛してたよ、今までずっと。
愛してるよ、今だってすごく。
愛していくよ、今以上にこれからも。
お前が俺の隣にいなくったって、
それはずっと変わらない。
俺は、愛するお前の幸せを願うと決めたんだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 27