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「もう俺達には用はないですよね
圭太郎行くぞ」
「ふひ?」
佑樹は圭太郎の腕を引き出入り口の方へと歩き出す。が、
「おい」
歩き出した途端会長に呼び止められてしまう。
佑樹は少し眉を潜めながら振り返えった。
「なんですか…」
「お前らが付き合っていようがうっかりてことがあるだろう…」
会長はここで言葉を切りためにため
「みちるに手出したらただじゃおかねぇからな」
ここぞとばかりに釘を刺さし、圭太郎達の返事を待たずにみちるに話しかけた。
「みちるこいつらに変なことされそうになったら俺に言えよ!」
「むしろ変なことしてんのはてめぇーだろうがっ!!」
「あんだと?」
「…」
ぎゃーぎゃーと言い合う会長と柳川。
とうのみちるはというと…
じっと誰かを見ているようで
視線の先には佑樹がいて、彼を見るその顔は無表情だった。
だが一度まばたきをするといつものような表情に戻り、騒ぎ始めたため誰も疑問には思わなかった。
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