アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
束縛
-
俺は先生と2人で食事が出来る。
ってことが嬉しくて、20分も早くについてしまった。
というか、やっぱり高そう。
白を基調とした、オシャレな外観。
こんな所に俺なんか…
いいのかな?
そう思いながら店の中を覗き込むと、
ダンディーな紳士や金髪の美人もいたが、意外と若いカップルなどもいた。
そして、そこに先生も…!!
(先生早っ!)
先生はイスに深々と座って、かなりリラックスした様子だった。
高級な店なのに…
先生来慣れてる?
店に入ると、店員なのか
「いらっしゃいませ。 お一人様ですか?」
そう言いながら空いている席に案内しようとしてきたので、
「先に中桐…さんがいるはずですけど… その連れなんで…えっと…」
俺は馬鹿みたいに緊張しながら、先生のもとまで案内してもらった。
「遥、マジお前緊張しすぎ」
高級感が半端ないイスにまともに座れない俺に向かって、
先生はこらえきれない。と笑い始めた。
「だってこんなところ初めてなんだもん」
少し拗ねたように外を向くと、
先生は小さな声で呟いた。
「やばい…そそられる」
「えっ?今なんて?」
「ううん。 なぁ遥、」
「何?」
「キスしていい?」
そのときの俺の顔は、かなり間抜けだっただろうなって。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
64 / 105