浚われた少年と、拐った男の話。

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フォロワーさんの書いた台詞に、地の文をつけさせてもらった合作です。とっても楽しかったです。みなさんも是非。

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※暴力的な表現があります。

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「ぼくのことが好きなんでしょう」と「ぼくのことが嫌いなんでしょう」を 同じ重さ(何グラムしかない)で聞いてくる、ハイレインの前に座る、いくらか年を重ねた修は、相手に好き、もしくは嫌い、と、無関心とほど遠い感情を自らに対し抱かせることが出来れば、その心を手中に出来ると半ば本能的に、知っていたのだった。