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「あ、会長ー一琉のこと聞きました、ありがとうございましたこいつ危なっかしいんでまた迷惑かけると思うけどよろしく」
一琉でなくても危ない目にあっていれば誰でもいつでも助けるのは会長として当然なのでクレインは『もちろん』と頷く
『落合』の人間が別種に大切な友人を任せようとしたりお礼を言ってるのが珍しくて悠が笑う、どうせなら刻景の方が後を継いでくれたらいいのにとはさすがに言えない。
「なんかかわいいこがいっぱいで嬉しいなぁ、ボクねーインキュバスの混種で中園イリアだよーママが人間なんだーでねーエッチ大好きだからみんな相手してくれたら嬉しいなぁ!あっ、ねぇ、今からみんなで乱交する?刻景くんのおっきそうだから興味あるなぁ…」
うっとりとした目で見つめてくるイリアに刻景は首を振って断る
イリアはぷーっと頰を膨らますと自分でいった乱交という言葉に興奮したのか艶っぽい溜息をはき、物欲しそうにクレインの太ももに手を這わしてきたのでクレインはさっとその手を払い咳払いをする
「ごめんね、こういうことさえなかったらとても優秀な子なんだよ大体こういうことしか言わないけど、苦手な子は近づかないでね!これ直せないから…」
「なー刻景ーらんこーってなに?楽しい遊びなん?やってみーひん?」
「やらない、あーほら会長が紅茶むせてるからちょっと黙ってろ」
「はいはい!俺山下友成!人狼との混種!つっても純種なのはじーさんだからそんなに人狼の血は濃くないけどな、で、六花に一目惚れした、俺と付き合ってくれ!俺はお前になら本気になれる、とりあえず一晩過ごしてくれ!」
友成がテーブルに手を置き前のめりで自己紹介と言う名の自己アピールと告白をしてくるけれど誰も『きゃー』なんて囃し立てず、六花はやだとすら言うのも疲れたのかベーっと赤い舌を出して小馬鹿にするだけだ。
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