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「…で、リラックスしてたら…すっごい可愛い子が入ってきて」
「……、……うん?」
ほぅとみんなの目がとろんとなり談話室に異様な空気が流れるのをクレインと悠は察して…顔を見合わせる
一度口を緩ませれば言葉は止まらなくて、2人が難しい顔をしていることに気づかずにまた盛り上がり始める
「見たことないから1年だよなー人間じゃなさそうだけど、なんの混種だろう」
「インキュバスの純種じゃないか?あれ絶対俺らのこと誘惑してたって!」
「だよな!あれ今日のオカズだわー…ってかお前、我慢できなくて風呂場でヌいてただろ」
「っせーな、はっきり記憶にある内に楽しんどかないと勿体無いだろ!ここに来なかった他の奴らも今頃部屋で慰めてるんだろ」
クレインは少しづつ笑顔を無くし逆に悠は口を引きつらせて笑うしかない
ここは男子校でそういう事に興味のあるお年頃の子達があつまれば身近の男の子に想いが向いてしまうということはクレインは理解している、実際クレインだって何度も告白をうけている。
そして別に生徒同士が下ネタで盛り上がることを咎めはしない、むしろ聞いていて初々しいと微笑むこともあるくらいだ
けどこの流れはあまりよろしくない
「それ、どんな子?みんな手、出した?」
穏やかな口調と声色だけれど今までと違い冷たいものが混じってるとクレインと行動することの多い悠は気づきつい一歩後ろへ下がる
「え?あー白っぽい髪に紫の目の子でした!」
「すぐ知り合いの男が連れて行っちゃって…」
「友達もイケメンだったなー今年の新入生レベル高いんじゃね?」
「もう2度と大浴場にはこなさそうだよなーはぁ…僕早めに歓迎会抜けて風呂入ってよかった…目が潤った」
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