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「キャンキャンうっせぇな、イリアのトコだよ文句あんのか?お前あいつより自分の方が可愛いとでもおもってんのか?」
そう言われれば実は悔しげに唇を噛む
イリアが可愛らしいのは実だって認めざるをえない、だって自分は人間でイリアは別種それもインキュバスの混種だ
垂れ流れる色気や感度の良さは人間の比ではない、競ったところで勝ち目はないので文句は言わない
それにイリアは友成を友人以上の関係で見ていないしそれは友成も同じ、だから相手がイリアときいて実は少しホッとした
もしイリアではない他の誰かの部屋に入っていたらそれこそプライドはズタボロになっていたところだ
話は終わったと先へ行こうとする友成の腕に実は甘えるように抱きついて頰をすり寄せる
「ね…僕昨日からずっと期待してて身体火照ってるんだ…1限サボってエッチしよ?なんなら1日さぼっても…うわっ!?」
廊下で言い合っていれば当然見物人があつまってくる、友成は腕にしがみついている実を払うように見物人の群れへ放り投げた
今までこんなに雑な扱いを受けた事がなく見物人に支えられながら実はじわりと涙を浮かべる
「お前も、他の奴らももういらねーや、どいつもこいつも六花とくらべると見劣りするしな「は!?なにそれっ、どういう事だよっ!」…そいつたまってるらしいぞ、どいつか相手してやれよ」
友成の言葉に実の身体を支えていた男たちはからかうように触ってくるがそんなのはどうでもいいと実は小さくなって行く友成の背中に罵声を浴びせ続けた
ちなみにその後すぐ風紀委員の1人がやってきて場は収められた。
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