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「六花は一琉と違って自分の身を守れる奴だから俺の手助けなんていらねーらしいけど、あんまあいつが嫌がることはしないでくれよ、好きでいるのは勝手だけどな」
あと、ここ掃除しとけよといって刻景は2人の元に駆け寄った
六花に蹴られた足がまだ痛む、今まで気に入った人間は向こうからすり寄ってきたのに反発されたのは初めてだと友成は足の痛みよりもっと別の場所が重症だと苦笑する
ようやく3人はクラスについたものの3人に興味を持ったクラスメイトが寄ってきて落ち着かない
騒がれるのは初めだけとはいえそれを耐えるのは苦痛だ
勉強は嫌いだけどさっさと授業が始まればいいのにと六花と刻景は心を同じにしてるけど、一琉は2人と違いクラスメイトを無下にはせずどの質問にも丁寧に答えるので質問のまとは一琉に集まっていた
「一琉くんって恋人いる?」
「おらんよー僕誰ともお付き合いしたこと無いし」
「男相手でも可能性ある?君と付き合える可能性」
「んー…恋とかしたことないからわからん、男でもいいんかなぁ?」
「好きな食べ物とかある?今度持ってくるよ」
「んっとねーあったかいスープとかあったかい飲み物が好き、でもわざわざもってこんでえーよ気持ちだけもらっとくなー」
「パンツ何色?」
「え、何色やったかなぁ、ちょっと待ってな」
色を忘れて確認しようと一琉がベルトに手を伸ばせばクラスメイト達から歓声が上がったけど、六花がその手を掴み刻景がくだらない質問をしてくれたクラスメイトを睨みつける
美形に睨まれると迫力がありクラスメイト達は目をそらし口を閉じた。
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