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お友達の輪
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月曜の昼、3人は友成との約束どおり生徒会室にやって来た
ノックのあとクレインの返事が返ってきて扉を開けると、友成から聞いていた通りそこにはバイキングが用意されていた…もちろん六花の希望通り色んなパスタが並んでいる
いい匂いに早速六花のお腹がぐーっとなったのを隣にいた2人は聞き逃さない
中に入ってきた3人に真っ先に声をかけたのはたまたま近くにいたクレインで、友成に3人が来ることを聞いていたもののちゃんと遊びにきてくれたことに喜んでくれている
「こんにちは、話は友成から聞いてたよ…その友成は少し資料室にこもっていてね…俺も少しこもるけど気にせずゆっくり食べていって、あとでゆっくり話をさせてもらえたら嬉しいな……イリア、3人と仲良くね」
クレインがソファに寝転んでるイリアに声をかければ、イリアはぴょこんと体を起こして『はーい!』と元気に返事をする
イリア1人に3人を任せるのは不安だけど、残念なことに悠は今日生徒会室にきていない
イリアがなにかやらかす前に戻ってこようとクレインはすぐに資料室にこもりにいった
「刻景くん!六花ちゃん!一琉ちゃんっ!こーんにちはっ…ほらお皿持ってーお腹すいたでしょ?」
イリアは3人に近づいてバイキングの元へ連れて行き各自に皿を配って行く
目の前には8種類のパスタと焼きたてのパン、食後のティラミスが用意されている
生徒会役員は5人…その内2人は滅多に顔を出さず、残りがもったいないと悩んでいたクレインは3人が食べにきてくれたことが嬉しかった
「わーウニのクリームパスタある!俺これいっぱいとってもいいかな?」
「とか聞いて遠慮しないだろ六花は」
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