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「イリア!!なんて話してるんだ!服も正しなさい!」
「だってー…」
「だってもなにもない!」
「っ、だってボクお友達ほしいんだもんっ!」
うるっとした瞳でそう言われればクレインは『え?』と言葉を詰まらせる
前を見れば3人もイリアの本音におどろいている、ただエッチな話をして人の反応を見て面白がってるんだと鬱陶しく思ってたけどそれは違ったようで……
とくに一琉は今までのイリアの話はわからなかったけと友達がほしいという言葉に反応してフォークを皿におき、クレインを涙目で見つめているイリアをじーっと観察している
「ボクっ…お友達がほしいの!人間のお友達はちゃんと自分で作れたことないでしょ?悠ちゃんのことは大好きだけどあの子は蓬莱の人間だから仲良くて当たり前って思っちゃうし、かといって人間に近寄ったらエッチしちゃってまともに話しできないし!お話しできたのこの子達が初めて……ううん、久しぶりだから…だからボクお友達になりたいのに友成のほうが先に仲良くなっちゃうし、ボクこういう話しかできないし…ぅわっ!?」
クレインに意見していて気づけなかったけどいつのまにかイリアの隣には一琉が座っていて、クレインの目線が驚いたように横にそれたのが気になってそっちを見てやっと気づきイリアは思わず声を上げる
一琉はイリアと目が合うとにこりと微笑みよしよしと泣きかけているイリアの頭を撫でる
「あんなぁ、僕ーお友達少ないからイリアが仲良くしてくれたら嬉しい!僕とお友達なろ?イリアの話は僕にはチンプンカンプンやけど楽しそうにお話しするイリア可愛いしね」
「……、………!」
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