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「それならイリアにはもう人間の友達はできないね、星川君も反省しないイリアにはがっかりするだろう、いや…あの子は優しい子だから変わらずにイリアと仲良くしてくれるかもしれないけど俺が近づけない、だってイリアはまたあの子を危ない目に合わせるだろうからね!だいたい俺は怒ってるんだ、みんなの代表であり手本であらなければいけない生徒会役員のイリアがこんな問題を起こして…俺は風紀委員会にイリアを引き渡してもいいとさえ考えてる」
腕をつかまれ至近距離でクレインに叱られて…悪い事は何もしてないのに風紀委員会に引き渡すとまでいわれて…
「っ…ぅ…ぅう…うわぁぁあぁあぁあんっ!クレインのバカぁっ!あぁーんっ、ぅわぁあんっ!」
まるで幼子のように大きく口を開けて大粒の涙を溢れさせた
イリアの見た目が幼いだけあり…小さな子供が泣き叫ぶ姿は心に突き刺さるものがある、が、クレインは厳しい表情を変えない
「ボグわるぐないもんっ!いぢるちゃんともっど仲良くなりたがっただけだもんっ!ひぐっ、ボク人間じゃないから人間と正しく仲良くなる方法なんてわかんないもんっ!でもボクなりに頑張ろうとしたんだもん!音楽室に一琉ちゃん来てくれて嬉しかったのに……ぅぐっ、うぅ、ひどいよぉ…やだよぉっ、ボク在刻くんに嫌われてるもんっ!退学になっちゃう…ぅわぁあぁんっ!もっといちるちゃんともほかのこともなかよくなりたかったのにクレインのばかばかばかばかばかばかっ!がんこじじぃーっ!!」
「じっ……、……泣いて許されないくらい酷いことしたんだイリア…「会長言い過ぎだろ」…そう、刻景君も……えっ?」
聞き間違いかと前を見れば引き気味の刻景と六花が複雑そうにしている
はじめは刻景や六花に責められる前に辛い役をかってでたのだと思ったけどクレインはガチだ
ガチで怒っているんだと2人はだんだんと気まずくなっていった。
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