アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
「君だけがいい、君しかいらない」
-
https://shindanmaker.com/392860
朝
「チヒロくん、好きです。付き合ってください」
一般的にカワイイといわれるであろう女の子からの告白を
「ごめん、無理」
の一言で断った。
昼
誰かから聞いたのかは、アキラに
「また、女の子に告白されたんだね」
と言われた。
やましいことは無いのに、アキラが知っていることに、ドギマギしてしまう。
「でも、断った」
「知ってるよ」
そう言って、ふわりと笑う
『チヒロのことは全部分かってるよ』
と言外にいわれた気がした。
夜
布団の中で、アキラのことを考える。
こっちから告白して、付き合っているけど、アキラから明確な好意の言葉をもらったことはない。
でも、そばに居させてくれるし、居てくれる。
甘えてくるし、甘えさせてくれる。
なんか、それだけで十分で。
やっぱり、アキラだけがよくって、
アキラしかいらないんだなぁって。
明日も君に会える。
しあわせな気持ちで、眠りにつく。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 33