アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
素猫の子守り
-
それは唐突だった。
「…あきら、」
「う゛わっ!?なにってシリブロー気配消してくるなビックリするだろ」
「…ごめん?」
急に現れた彼は気配を消しての登場に自分の心臓がバクバクなのは毎度のことだがこんな驚き欲してないのでやめてもらいたいけど
本人は無意識て言うよりは癖なので中々治せないらしい
「はぁ…首をかしげながらシュンてしないでなんか罪悪感沸くから」
「?」
「それでなにかようすか?」
「ボスが呼んでた」
「もしかして仕事?」
「子守り」
「…明日真の?」
「…違う」
「へぇ、違うんすか…じゃあダレ」
「ちっちゃいボス?」
「・・・・ごめん、意味わかんないんだけど…ボスに隠し子いたの?」
「ちがう?ボスだった…」
え、はぁ?どういうこと?
イマイチ会話からは要領を得ないが困惑する自分を他所に彼(シリブロー)はお構い無しに引きずって行く
いや、べつに引きずらなくても此方は逃げも隠れもしないんだけどねぇ
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
91 / 128