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もしもし能力世界の晶とパラレルの世界のあきらが入れ替わったら(2)
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当たり前のように手を掴み握る彼にあきらは戸惑いながら彼の背をみていた
と言うのもあの後慣れない事を急にされしかもヒトに触られることに苦手意識を持ってしまったあきらはつい彼の手を弾いてしまった
「え…」
『あ…』
弾いてしまってからハッとするあきらは自身の失態に青くなる
自分はなんて事を
『ごめんなさい、わざとじゃ…』
「……。」
ジッと こちらをみる視線が怖くて目を反らす
まともに見れないあきらはただ謝罪の言葉を口にするしかなかった
そんならしくない彼をどう思ったのか
再び握られて明日真はあきらを部屋から連れ出す
その時 廊下をすれ違う黒服たちは口々に『明日真さんと晶さんだ』と何故か自分達より年下相手にさん付けをされていた
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