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甘いお菓子
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サッカー部の練習が終わって
帰り支度を済ませて優の家に向かう。
さっきスマホを見たら優からLINEがきてた。
ポストの中に鍵が入ってるらしい。
そっかーまだ7:30だしな。
まだ帰ってきてないか。
優のマンションについて
ポストから鍵を取り出す。
何だか落ち着かなくて
変な足取りで部屋の中に入る。
「お邪魔します…」
優の家なのに優がいないとか変な感じだな。
けどせっかくだし探検でもしよう。
いろんな部屋を探検して
最後に優の寝室に入る。
どの部屋も見たことあるし
新しい発見はなかったな。
「暇だ」
ぼすん、と優のベッドの上に腰を下ろす。
することねーし…
時計を見ると8:00
…まだ帰ってこねーよなぁ。
…あ、木崎にもらったお菓子でも食おっかな。
ごそごそと鞄の中から小瓶を取り出す。
「いただきまーす」
半分くらいを口の中に入れる。
「…んむ?」
木崎、とびっきり甘いって言ってたよな…?
…甘くない。
残ってた分も口の中に放り込む。
「んー…?」
やっぱ甘くないな。
変なの…って思いながら
ベッドに横になる。
てか…この部屋暑くね?
すげー体が熱い…。
ぱたぱたと扇ぎながら
上を脱いでシャツだけになる。
少し暑さがましになって
もう一度ベッドに横になると
当たり前だけど優の匂いがして
思わずシーツに顔を埋める。
「…優の匂い」
落ち着…かない。
なんか…さっきより熱い気がする。
息も、荒くなってる。
「はぁ…ぁっ、熱い…」
ぎゅっとシーツを握り締める。
熱かな…頭もくらくらする…。
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