アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
新学期
-
「はずかし…」
朝から何でからわれなきゃいけないんだ!
あいつってたまにじゃなくいつも意地悪じゃね?
なんかそんな気がする。
ふと時計を見ると6:30。
サッカー部の朝練が
始まってからの時間で起きたから早いよな。
朝練って言っても
筋トレとか体幹トレーニングだけど。
顔を洗って台所に向かう。
朝飯何食うかなー。
食パンでいっか。
適当に冷蔵庫にあった
レタスとハムをのせて食べる。
俺一人暮しで体調崩さないの
絶対優のおかげだよな。
優が料理できて助かった。
母さんも父さんも海外だし。
気分で帰ってくるとか言ってたな。
姉ちゃんはついていかなかったから
たまに来るけど。
みんなマイペースだよなぁ。
優がいるからってみんな安心してんだな。
俺もだけど。
父さんの会社の社員だった優を気に入って
家に連れてきて俺と仲良くなってから
優に任せっきりだもんな。俺のこと。
まあその会社ほっぽって海外だけど。
みっつめの食パンを食べながら考える。
ん、7時半だ。
あと30分で朔が迎えに来る時間だ。
忘れ物ないか確認しとこ。
それからだらだらしてたら
インターホンの音がして玄関を開ける。
「おはよう」
「はよ」
冬休み中1回遊んだだけだったから
すげー久し振りに朔の顔見たな。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
61 / 200