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君のためだから
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そらるside
なぁまふ…俺は…もう無理かもしれない……
そらるさん!ねぇ!そらるさん!そらるさんってば!ねぇ!!!
ま「そらるさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
高い声が頭の中で響く
そ「っ…うるさい…」
俺は何か悪い夢を見ていたと思う
ま「起きて!朝ですよ!」
頭が痛い…昨日飲み過ぎたなこれ…
ま「今日は天気がいいですね!…ってそらるさん?頭痛いんですか?」
そ「まぁ…ちょっとな。二日酔いだ」
ま「昨日一緒に飲みましたもんね」
昨日まふを呼んで俺の家で飲み会をしていたが
俺のスイッチが入って酒が止まらなかった。
そしていつの間にか寝ていた…と。
ま「薬、後で飲んで下さいね」
そ「あぁ」
ま「それにしても昨日は凄かったですね!あのそらるさんがお酒ガブカブ飲んで泣いて笑ってw」
俺…そんな感じだったのか
そ「…マジかよ」
ま「本当ですよ〜!あ!朝ごはんありますよ」
そ「食う」
食卓にトースト、ヨーグルト、コーヒー等が並べられ喫茶店で出るようなモーニングセットのようだ
ま「美味しいですね!」
そ「あぁ」
ま「そらるさん?今日は打ち合わせですよ!」
そ「あ…そっか…忘れてたわ」
ま「忘れたらダメですよ!wだって大事なワンマンライブなんですから!」
そ「だな…」
ズキッ
少し左胸が痛む
ま「どうかしましたか…?」
そ「いや…何か分かんないけど胸痛い…」
ま「二日酔いでそんな事無いですよね…?何かあったんですかね…」
そ「わかんない」
ま「念のため病院行っておいで下さいね」
そ「あぁ」
まぁ気にしないでおこう…
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