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君のためだから
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そらるside
チュンチュン
あ…鳥が鳴いてる…
朝か
起き上がるとまふまふが
俺のベッドにもたれかかって寝ていた
そ「まふ…」
まふの目は赤く腫れて
目の下にはくまを作っていた
俺のために無理してくれたのか…
俺はまふの頬を優しく撫でた
ま「そらる…さん……」
そ「可愛いなお前は」
まふの寝顔を見つめていると
先生「おはよ!」
ヒョイっと病室に先生が入ってきた
そ「あ…先生」
先生「おっと…お取り込み中かな?」
ニヤニヤしながら言ってきた
そ「馬鹿にしてるの?」
先生「ごめんごめんw」
そ「で、どうしたの?」
先生「君には手術を受けてもらう」
そ「は?また勝手に…」
先生「大丈夫、心臓を取り替える手術ではない」
そ「え、じゃぁ」
先生「そ、元々やる予定だった手術だ」
そ「え…出来るの?」
先生「まぁね。2週間後の夕方に手術を開始する」
そ「え…でも…」
先生「前、まふ君にその話をしたんだ。なら、僕はなんでもするって言ったんだ。自分の命を引換にしてもいいって」
そ「まふ…」
俺は隣で寝ていたまふの頭を撫でた
先生「だからもう見ていられない、だからお前のために名医者を呼んで君の手術をする。」
そ「え…?」
先生「その方は日本を中心として心臓の病気と戦っている方の手術を行っている。」
そ「そんな人が俺のために…」
先生「明日、その方が挨拶に来てくれるから、予定開けておいてほしい」
そ「先生…予定もクソも俺、寝た生活しないといけないんだけど」
先生「そうだったなwじゃぁ、俺診察あるからもう行くわ」
そ「先生……」
先生「ん?どうした?」
そ「…ありがとう」
先生「お前が心配する事じゃねーよ」
先生が俺の頭をクシャクシャにして
病室から出ていった
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