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君のためだから
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まふまふside
アレ…ここどこだろ
あ、病院か…
って
ま「そらるさん!」
僕がバッと顔をあげると
そこにはびっくりした顔のそらるさんがいた
そ「え…びっくりした まふ、おはよ」
そらるさんが優しく頭を撫でてくれた
ま「そらるさんは…素直になりましたね」
そ「まぁな、いつ死ぬか分からないこんな状況でツンツンしてられねぇよ」
そらるさんがヘヘッと笑った
グゥゥゥ
ま「お腹減りましたァ」
そ「まぁそろそろ昼だな」
ま「ホントですね!そろそろ出ないと…」
そ「いてもいいんじゃね?」
ま「いえ…ご飯くらいは気を遣わずにゆっくり食べて下さい」
そ「そっか」
ま「僕は下の階のレストラン行ってきますね」
そ「おう」
ここの病院はとても大きくて
1階、2階は
レストラン、コンビニ、カフェ、会場
などがあり、かなり凄い病院だ
会場では大きなピアノが置かれており
昼はピアニストが来てくれて
ピアノを弾いてくれる
夜は静かなバーになるらしい
2階から上は全て病室になっていて
診察室、手術室などは隣の建物にある
今、そらるさんがいる病室は
個人専用なのでそらるさん1人だけ
ま「凄いな…」
?「そうかな」
声がしたから振り向くと
そこには相澤先生がいた
先生「もう起きて大丈夫だった?」
ま「はい!こちらこそごめんなさい」
先生「いやいやwそれでまふ君、君に話があるんだ。下のレストランで話をしないか?」
ま「良いですよ」
僕はそらるさんの状態が悪いとか
手術が出来ない、とか
悪い予想しか無かった
先生「それで、話なんだけど」
ま「…はい」
先生「手術するよ。最初にやるはずだった手術をね」
ま「本当ですか!?」
先生「うん、ライブまでには歌えるようにまで回復すると思う。だから安心して」
僕はそらるさんとライブが出来るって考えると
嬉しくて嬉しくてたまらなかった
ま「先生!ありがとうございます!」
先生「いいよwこれは医者としての役目だからね」
僕はこれからの話をしながら
先生とお昼ご飯を食べた
先生「さっきはありがとう」
ま「いえ!こちらこそありがとうございます!」
先生「次診察あるから行くわ」
ま「はい!行ってらっしゃい」
先生「おう」
僕は昼ごはんを食べ終わると
そらるさんのいる病室へ向かった
ま「そらるさ…」
そこにはとても賢そうなお医者さんがいた
医者「今回はよろしく頼む」
そ「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
医者「では失礼する」
賢そうなお医者さんは僕の横をスッと
通り過ぎて行った
ま「あの…そらるさん」
そ「あ、まふ。おかえり」
ま「はい。さっきの人は…?」
そ「あぁ、今回の手術を担当してくれる先生だよ。名医者らしい」
ま「確かに賢そうなお医者さんでしたもんね!」
そ「まぁな、俺はあの人好きじゃないけど」
ま「そうなんですか!?」
そ「なんか…俺とはあわない気がする」
ま「そうですかね…何か似ているような気もしましたけれど」
そ「まぁそれでも嫌だな」
ま「そうですか…」
そ「まふが気にすることじゃねーよ」
ま「はい」
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