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君のためだから
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そらるside
俺はいつの間にか、まふにキスしてしまった…。またまふに迷惑かけた
でも、まふは俺と付き合ってくれるって…
でも…そんな事出来るのかな
コンコン…
そ「はい」
看護師さんが入ってきた
看護師「まふくーん面会時間終了ですよ〜」
ま「あ!はい!では…」
まふが椅子から立ち上がろうとした時、俺は袖を掴んだ
そ「ね、看護師さん。お願い。俺、ひとりじゃ寂しいから…」
まふはビックリした顔でこちらを見る
看護師「はぁ…仕方ないね、5時までだぞ〜」
そ「うん、ありがとう」
看護師さんが病室から出ていった
ま「そらるさん…」
俺はまふの袖を強く引っ張った
ま「うわぁっ」
まふが俺のベットに座り込んだ
そ「ね、まだ居てよ」
まふは顔を赤くして
ま「…はい///」
そ「ありがとう」
俺は起き上がって
まふの背中に抱きついた
ま「そらるさん?」
まふの背中は大きいし暖かかった
そ「あったかい」
ま「そらるさんも」
そ「ねぇ、まふ。俺、ちゃんと生きるよ。もう自分の病気なんかに負けないから」
ま「はい…全力でフォローします」
そ「うん…なら今はこのまま……」
まふの心臓の音が聞こえる…
それはとても心地よかった
綺麗な夕日の日差しが入る中
俺は眠りに落ちた
そ「あれ…ここ…どこだ」
あ、俺はまふの横で寝てたんじゃ
俺は見渡す限り真っ白な世界にいた
だが俺の目線に一人、黒い服を着た人が立っていた
そ「おい!おまえははだれだ!」
?「簡単に言えば……神様…かな?」
そ「は!?」
?「いつも僕が、話しかけていたのに、忘れちゃったの?」
そ「…お前……あの時の」
"君の寿命はあと1ヵ月くらいかなぁ。早まっちゃったね"
?「そうだよ。いつも君にヒントを与えていたんだ」
そ「何がヒントだよ!」
?「まぁまぁ、あ、喋り過ぎちゃった。1つだけ言うからちゃんと聞いてね」
そ「なんだよ」
?「あ、僕のこと、少しは信頼してくれてるんだ。嬉しいなぁ」
そ「早く言え」
?「君の寿命はあと4週間だよ」
そ「…え?」
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