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あの星をもう1度… 26
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まふまふside
僕はいつもと同じようにそらるさんと学校へと向かう。
それがとても幸せで、特別な時間。
もうみんなは僕とそらるさんが付き合っていることを知っているし、先生だって知っている。
だから普通に手を繋いで登校!
とっても楽しいです!
僕達は学校に着き、教室へ向かう。
教室はいつも通りザワザワとしていて
賑やかだ。
そしてチャイムが鳴る。
そ「ほら、用意しろよ」
そらるさんがノートで軽く叩く
僕は1時間目の授業の準備をする。
ま「あ…宿題忘れた…」
僕はファイルやノートの間を探していたら、そらるさんに笑われた。
そ「先生に怒られるぞ?」
ま「承知しております…」
そんな話をしているといつの間にかチャイムがなる。
だが先生は来ない。
周りがざわつき始める。
生徒「先生遅いな…」
生徒「蒼夜先輩、何か知ってます?」
そ「いや、知らない」
すると誰かが走る足音が聞こえ、
みんなはシーンと静まり返った。
するとガラガラと音を立て、扉は開く。
そこには息を切らした先生がいた。
先生「おい!白木…お前のお母さんが…」
僕はガバッと立ち上がる。
すぐに分かった。
母さんは今危険な状態だって。
僕は先生の元へ走る。
すると生徒はザワザワとうるさくなる。
天月「まふ君!」
僕は天月くんに呼び止められる。
だけど僕は振り返ることが出来なかった。
今は母さんの事でいっぱいだったから。
僕は今分かったんだ。
"大切なものはひとつじゃない"って。
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